初めてお申込になる方は、ご供養申込前にお読みください。
水子さまがいらっしゃる理由は、人それぞれあるかと思います。当院では、その最善を尽くしたことを真剣に受け止め、ご供養をされる心構えとして純粋な気持ちで「水子供養」本来の供養をしていただきたいと考えております。
まず最初に知っていただきたいのは、水子さまは「仏さま」です。「仏さま」とは、お釈迦様や観音様と同じです。お釈迦様や観音様と同じ水子さまが、人を不幸にすることはありません。ですので、よく言われる『水子の祟り』などというものはございません。
水子さまは、さいの河原で石を積みながら「1つ積んでは母のため、1つ積んでは父のため…」と願いながら、一生懸命に、ご両親や多くの方々の為に功徳を積んでいらっしゃいます。しかし、積み重なると鬼が崩し、また最初から同じように「1つ積んでは母のため…」と、ご両親の幸せを願い続け頑張っているといわれます。
「不幸が続いているので、水子供養をしてほしい」「体調が悪いので、水子供養をしたい」そのような声を聞きます。しかし、水子さまはご両親のために一生懸命に功徳を積んで、少しでも幸せになってもらえるように頑張っていらっしゃいます。お亡くなりになった後も、ご両親の幸せを純粋に願い続けているお子様を、自分が不幸になったからといって責任転換のように責めることは間違っています。
水子さまが純粋にご両親の幸せを願っているのであれば、あなた様も純粋な気持ちをもって水子さまが1日も早く浄土へ帰れるように、ご供養をしてあげるのが本来の水子供養です。
「悪いことがあったので、水子供養をして欲しい」というのは、自分の幸せのためです。もし、不幸が続いたり、悪いことを開運に向け自分の幸せを願うのであれば、それは『水子供養』ではなく『ご祈祷』を行うのが本来です。水子供養は、自分の幸せを願う供養ではなく『水子さまの幸せを願う供養』です。
ぜひ、本来の『水子供養』というものをご理解いただき、水子さまとあなた様が幸せになるお力添えが出来れば幸甚に存じます。
合掌
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